埼玉県民が、
県外の人を案内することになったとき。
頭の中で、だいたい同じことが起きます。
「どこ連れていけばいいんだっけ……?」
一瞬の沈黙。
候補はいくつか浮かぶけれど、
確実に外さない場所を探し始める。
そして、かなりの確率で出てくるのが
越谷レイクタウン。
というわけで今回は、
「埼玉は越谷レイクタウンが一番の観光地説」について、
割と真面目に整理してみます。
まず結論:一番“連れていきやすい”場所
結論から言うと、
越谷レイクタウンは
埼玉で一番「観光地として機能している場所」かもしれません。
理由はとてもシンプルです。
- 迷わない
- 失敗しない
- 説明がいらない
この3つが、
観光地としては反則級に強い。
越谷レイクタウンのすごさを冷静に見る
規模が想像より一段おかしい
越谷レイクタウンは
日本最大級のショッピングモールです。
- 駅を降りた瞬間から施設
- 1日では回りきらない
- 初見だと方向感覚が壊れる
サイズ感だけで
十分に「非日常」。
これはもう、
立派な観光要素です。
何も考えなくていい完成度
レイクタウン最大の強みは、
思考停止でも成立する設計。
- 雨でもOK
- 真夏・真冬でもOK
- 子どもも大人もOK
- 時間が余ってもOK
普通の観光地は
「次どうする?」が発生しますが、
レイクタウンでは
歩いているだけで時間が溶けます。
案内する側の負担がほぼゼロ
埼玉県民がレイクタウンを選ぶ最大の理由は、
実はここです。
- 道を間違えない
- 行列必須ではない
- 相手の好みを外しにくい
埼玉を案内するプレッシャーを
限りなくゼロにしてくれる場所。
これは観光地として、
かなり優秀です。
すでに「目的地」になっている
重要なのは、
越谷レイクタウンが
すでに“行くために来る場所”になっていること。
- ついでではない
- 用事がレイクタウン
- 全国から人が来る
これはもう
観光地の条件を満たしています。
じゃあ、埼玉の他の観光地は弱いのか?
もちろん、そんなことはありません。
埼玉にはちゃんと
本気で強い観光地があります。
埼玉が誇る観光地5選(ちゃんと強い)
三峰神社|行くまで大変、行ったら別世界

画像:じゃらんネット
山奥・車推奨。
でも到着した瞬間、
空気が変わります。
「埼玉にこんな場所あったの?」
と言われる代表格。
鉄道博物館|全国トップクラスの完成度

画像:ちょこたび埼玉https://chocotabi-saitama.jp/spot/19241/
鉄道に詳しくなくても楽しい。
子ども連れ・観光客に強い、
大宮の切り札です。
川越|説明不要の正統派

画像:ちょこたび埼玉https://chocotabi-saitama.jp/
川越 蔵造りの町並み
小江戸。
街歩き・食べ歩き・写真。
「観光した感」は一番出ます。
長瀞|埼玉の自然代表

画像:ジオパーク秩父https://www.chichibu-geo.com/geosite/geosite17/
長瀞 岩畳
岩畳・川・季節感。
条件が合えばかなり強い自然スポット。
草加健康センター|サウナーの聖地

今や埼玉が全国に誇れるサウナーの聖地
目的別・埼玉観光早見表
| 目的 | 行くべき場所 | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく失敗したくない | 越谷レイクタウン | 説明不要・天候無関係・時間無限 |
| 本気で観光したい | 三峰神社 | 非日常感・達成感・記憶に残る |
| 家族・子ども連れ | 鉄道博物館 | 全国トップクラスの完成度 |
| 王道の街歩き | 川越 蔵造りの町並み | 観光地としての安心感 |
| 自然を感じたい | 長瀞 岩畳 | 写真映え・季節感 |
| 日帰り旅気分 | 秩父 | 小旅行レベルの満足度 |
| 雨の日・真夏 | 越谷レイクタウン | 天候完全無視 |
| デートで無難 | 川越 蔵造りの町並み | 雰囲気・食べ歩き |
| 癒されたい | 草加健康センター | サウナーの聖地 |
| 何も考えたくない | 越谷レイクタウン | 思考停止で成立 |
なぜ結局レイクタウンが勝つのか
埼玉の観光地はすべて、
- 行く理由が必要
- 説明が必要
- 条件がある
一方、レイクタウンは
- 理由いらない
- 説明いらない
- 条件いらない
「行けばなんとかなる」
この性能が、
強すぎるだけです。
結論:レイクタウンは“埼玉を体験させる装置”
越谷レイクタウンは、
- 埼玉らしさの象徴ではない
- 歴史や文化の代表でもない
でも、
埼玉を一番安全に体験させられる場所。
埼玉に観光地がないのではなく、
説明しやすい観光地がレイクタウンだけ。
だから今日も、
県外の人は
レイクタウンに連れていかれます。
たぶん明日も。
この記事を書いた人

だいたい埼玉|埼玉在住45年
埼玉在住会社員、生まれてからずっと埼玉県民。埼玉を誇るのは少し照れるけど、
ディスられると一応フォローするタイプです。このサイトでは、埼玉の無駄知識を書いています。


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