草加と聞いて、
真っ先に思い浮かぶもの。
だいたいの人が、
草加せんべいと答えます。
ではここで、
素朴な疑問。
草加市民は、草加せんべいをどれくらい食べているのか。
結論から言います。
ほとんど食べていません。
まず結論:草加せんべいは「日常食」ではない
草加市民にとって、草加せんべいは
- 家に常備するものではない
- 小腹が空いたときに食べるものでもない
- 自分で買う頻度はかなり低い
存在です。
嫌いなわけではない。むしろ評価は高い。
でも、わざわざ食べない。
なぜ草加市民は草加せんべいを食べないのか
日常のおやつとしては、やや本気すぎる
草加せんべいは、
- 硬い
- 醤油が強い
- 1枚の満足度が高い
つまり、
軽い気持ちで食べるおやつではない。
草加市民の感覚では、せんべいを食べるなら、
- スーパーの袋せんべい
- 個包装のお菓子
で済ませてしまう。
草加せんべいは、ちょっと気合が必要です。
地元すぎて、ありがたみを感じなくなる
草加市内を歩くと、せんべい屋は普通にあります。
ありすぎて、観光名物感が消える。
結果として、
- あって当たり前
- いつでも買える
- だから今じゃなくていい
という扱いになります。
草加せんべいは「食べるもの」より「渡すもの」
草加市民にとって、
草加せんべいは
- お土産
- 贈答
- 他県に渡す用
のアイテムです。
自分用ではなく、誰かに草加を説明するための道具。
そのため、草加市民の家にある草加せんべいは、
だいたい
「もらったもの」
です。
それでも草加せんべいは、ちゃんと草加の誇り
ここまで読むと、草加せんべいが
軽く扱われているように見えますが、
そうではありません。
草加市民は、
- 草加せんべいが有名なこと
- 全国的に通じること
- 名前を言えば通じること
を、
内心かなり誇りに思っています。
ただし、
それを声に出さない。
草加市民の本音はこう
- 草加せんべいは美味しい
- ちゃんと名物
- でも毎日は食べない
- だからといって無くなったら困る
この
距離の取り方が、
とても草加市民らしい。
草加名物、実は「癒し」でした
草加名物といえば草加せんべい、という話をしてきましたが、
実はもうひとつ、草加が本気で強い分野があります。
それが「癒し」。
草加健康センターは、サウナーの聖地

草加健康センターは、もはや草加市民の施設というより、
全国のサウナーが知っている場所です。
- わざわざ来る
- 定期的に通う
- 体調を整えに来る
草加市民が日常的に使っている一方で、
県外から目的地として訪れる人も多い。
これはもう、立派な名物です。
竜泉寺の湯は、超人気の岩盤浴

一方、竜泉寺の湯 草加谷塚店。
こちらは
- 岩盤浴
- 施設の完成度
- 使いやすさ
どれを取っても評価が高く、「草加で一日過ごす」理由になる場所。
草加せんべいより、よっぽど定期的に通われています。
結論:草加は「癒しの街」だった
ここまで並べると、
だんだん見えてきます。
- 草加せんべい → 説明用の名物
- 草加健康センター → 体を整える名物
- 竜泉寺の湯 → 心を休ませる名物
つまり草加は、
名物を食べる街ではなく、
名物で回復する街。
実は草加、
癒しの街でした。
ちなみに、
「草加せんべいって結局どんな味なんだっけ?」と思った人向けに、
楽天で普通に買えます。
草加市民はあまり自分で買いませんが、
だからこそ
たまに食べるとちゃんと美味しいのが草加せんべいです。
▶︎【楽天で草加せんべいを見てみる】
(※硬さと醤油の強さは想像どおりです)
この記事を書いた人

だいたい埼玉|埼玉在住45年
埼玉在住会社員、生まれてからずっと埼玉県民。埼玉を誇るのは少し照れるけど、
ディスられると一応フォローするタイプです。このサイトでは、埼玉の無駄知識を書いています。


コメント